本日9月28日は扶桑皇国陸軍所属の加藤武子少尉とオストマルク空軍所属のエウゲーニャ・ホルバチェフスキ大尉のお誕生日!

いらんこ冒頭の智ちゃんの調子こきっぷりは、零が過去にあったかと思うと微笑ましいおバカさ
— 島田 フミカネ (@humikane) 2011年3月7日
隼vs97戦の模擬戦で、あんた調子こいて一回落とされたじゃないの、と言わなかった武子の優しさである
— 島田 フミカネ (@humikane) 2011年3月7日

与太だったけど面白いかもしれない http://twitpic.com/4rx27n
— 島田 フミカネ (@humikane) 2011年5月1日
歩いてたら智子アフリカへ、の続きがなんとなく浮かんできた だべってるだけなんだけど
— 島田 フミカネ (@humikane) 2011年5月17日
「まあ、座りなさいよ」
そうは言ったものの、ここはティナのテントだ。彼女のほうをちらりと伺ったが、
別段拒絶の意志は見せていない。それどころか、
「文明の果て、アフリカへようこそお客人。なにか飲み物は?」
などと気の利いたことを言う。
「それじゃあ、お言葉に甘えて。コーヒーをお願いするわ」
「了解だ。マティルダ」
マティルダは、ティナが声をかけるよりも早くコーヒーの準備を始めていた。
「それで、なんの用?」
面倒ごとじゃなければいいのだけど、と言う思いが声にでないように聞く。
「4年ぶりの再開なのにそっけないわね」
智子が返す。
「そんな年でもないでしょ。女学 生じゃあるまいし」
「まあ、そりゃそうだけど」
智子は入れ立てのコーヒーを一口すすると、マティルダに軽くウィンクし、本題を切り出した。
「今さらとは思うけど、扶桑海事変のことを本にするらしくって。それで、あのときの陸軍エースが
感動の再会!なんてのをやりたいとか」
「はあ・・・」
「乗ってこないわね。そりゃ気持ちはわかるけど」
「よしてよ、あの時のことはもう気にしてないんだから」
ティナのほうをちらりと伺うと、身を乗り出してこちらの話に興味津々と言った風だ。
なるほど、智子に親切なのはこういうことね・・・
「取材の連中は後日改めて来るから心配しないで。今日は私だけよ」
「武子と綾香は?」
「二人とも今の任地を離れられないって。今動けるのは私だけだから、まずは圭子のとこにね。
上は四人一緒の画を欲しがってたみたいだけど」
「なるほどね」
ここでたまらず、ティナが口を挟む。
「アナブキ中尉は、ケイの同僚だったんだろう」
「ええ」
「それで、フソウのエースだ」
「ええ」
「強いのか?」
やれやれ、あとから私に聞けばいいのに、ティナは智子本人にずばりと聞く。
「強いわよ」
智子はさらりと返す。ティナは、智子のことを気に入り始めているようだった。
「でも、そういうのはあまり気にしなくなっちゃったかも」
そう言って微笑んだ智子には、かつての無鉄砲なまでの勢い、気負いを感じない。
悪い意味ではなく、大人になったな、という感じ。
「ずいぶん落ち着いたみたいね、智子」
「そりゃもう、スオムスでいろいろ揉まれたから」
「へええ、武子の荒療治は効果覿面だったみたいね」
そう言った途端、智子がずいっ、と身を乗り出してくる。
「何よ、知ってたの?」
「武子が見舞いに来た時に相談されたわ。智子に教えてあげたかったけど、あいにく
私はベッドに縛り付けられてたから」
くっくっ、と笑いをかみ殺しながら答える。
「そういう圭子は、この何年かどうしてたのよ」
おっと、雲行きが怪しくなってきた。ティナはこの空気をハンターの本能で嗅ぎつけたのか、
マティルダにコーヒーのおかわりを入れさせている。智子をすぐに返すつもりはないみたい。まったくもう。
そうは言ったものの、ここはティナのテントだ。彼女のほうをちらりと伺ったが、
別段拒絶の意志は見せていない。それどころか、
「文明の果て、アフリカへようこそお客人。なにか飲み物は?」
などと気の利いたことを言う。
「それじゃあ、お言葉に甘えて。コーヒーをお願いするわ」
「了解だ。マティルダ」
マティルダは、ティナが声をかけるよりも早くコーヒーの準備を始めていた。
「それで、なんの用?」
面倒ごとじゃなければいいのだけど、と言う思いが声にでないように聞く。
「4年ぶりの再開なのにそっけないわね」
智子が返す。
「そんな年でもないでしょ。女学 生じゃあるまいし」
「まあ、そりゃそうだけど」
智子は入れ立てのコーヒーを一口すすると、マティルダに軽くウィンクし、本題を切り出した。
「今さらとは思うけど、扶桑海事変のことを本にするらしくって。それで、あのときの陸軍エースが
感動の再会!なんてのをやりたいとか」
「はあ・・・」
「乗ってこないわね。そりゃ気持ちはわかるけど」
「よしてよ、あの時のことはもう気にしてないんだから」
ティナのほうをちらりと伺うと、身を乗り出してこちらの話に興味津々と言った風だ。
なるほど、智子に親切なのはこういうことね・・・
「取材の連中は後日改めて来るから心配しないで。今日は私だけよ」
「武子と綾香は?」
「二人とも今の任地を離れられないって。今動けるのは私だけだから、まずは圭子のとこにね。
上は四人一緒の画を欲しがってたみたいだけど」
「なるほどね」
ここでたまらず、ティナが口を挟む。
「アナブキ中尉は、ケイの同僚だったんだろう」
「ええ」
「それで、フソウのエースだ」
「ええ」
「強いのか?」
やれやれ、あとから私に聞けばいいのに、ティナは智子本人にずばりと聞く。
「強いわよ」
智子はさらりと返す。ティナは、智子のことを気に入り始めているようだった。
「でも、そういうのはあまり気にしなくなっちゃったかも」
そう言って微笑んだ智子には、かつての無鉄砲なまでの勢い、気負いを感じない。
悪い意味ではなく、大人になったな、という感じ。
「ずいぶん落ち着いたみたいね、智子」
「そりゃもう、スオムスでいろいろ揉まれたから」
「へええ、武子の荒療治は効果覿面だったみたいね」
そう言った途端、智子がずいっ、と身を乗り出してくる。
「何よ、知ってたの?」
「武子が見舞いに来た時に相談されたわ。智子に教えてあげたかったけど、あいにく
私はベッドに縛り付けられてたから」
くっくっ、と笑いをかみ殺しながら答える。
「そういう圭子は、この何年かどうしてたのよ」
おっと、雲行きが怪しくなってきた。ティナはこの空気をハンターの本能で嗅ぎつけたのか、
マティルダにコーヒーのおかわりを入れさせている。智子をすぐに返すつもりはないみたい。まったくもう。
http://www.ne.jp/asahi/humikane/e-wacs/tomo.txt ちょっとだけね。特に落ちはないです
— 島田 フミカネ (@humikane) 2011年5月17日
智ちゃん・・・智ちゃんは悪い子じゃないんです。 ただあの当時、ダントツで精神年齢低かっただけなんです。
— 島田 フミカネ (@humikane) 2011年5月17日


ゲーマーズ特典のSSは本編読み終わってから読んだ方がいいね。内容もちょっと変わってて面白い pic.twitter.com/0EQarAP120
— 複合材な日々 (@hukugouzaihibi) September 30, 2018
____
/⌒ ⌒\
/ (⌒) (⌒)\ 武子さんといえば智子の戦友でもありスオムスへ送りこんだ張本人
/ ::⌒(__人__)⌒::: \ いらん子の物語も2人の模擬戦からはじまるんだよね!
| |::::::| ,---、 リブートを読み終えた後に読むゲマズ特典SSも良い話でした
\ `ー' しE |
/ l、E ノ
/ | |
( 丶- 、 ヽ_/
`ー、_ノ

____
/ \
/ ─ ─\ そして二丁トンプソンが素敵なエウゲーニャちゃん!
/ (●) (●) \ ワールドウィッチーズ誌面のみの登場で知名度は高くないけど
| (__人__) | 世界のどこかで戦うウィッチを紹介する、まさにWWを代表するキャラクターです
./ ∩ノ ⊃ /
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
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