ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN 第10話『静夏応答せよ』小ネタやモデルを調べてみた

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/ \ 今回も劇中に登場した小ネタやモデルについて
/ ⌒ ⌒\ 管理人なりに調べてみたいと思います。予想も入っているので
/ (●) (●) \ コメントで間違いを教えてくれたりすると嬉しいです
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 ̄ \__、("二) .`――――-((」II.IIニニニニニニエ!
■気化爆弾



「B17爆撃隊によりウォルフの上空から対ネウロイ用気化爆弾の絨毯爆撃を浴びせる」
まず作戦の第一段階としてネウロイの巣を覆う暗雲を排除。のちに内部にあると思われる巣本体のネウロイを攻撃する。ブレイブウィッチーズでグリゴーリを攻撃した作戦と基本戦略は一緒ですね。


【超爆風弾】
正式名称は「対ネウロイ根拠地用重魔法充填式風力砲弾」で、ネウロイの巣がまとっている強力な空気の流れを、内包した莫大な魔法力でによって消滅させるための砲弾である。ネウロイを打ち消そうとする概念を込めた聖銀を砲弾の芯として、多数のウィッチによる魔法力を充填してある。砲弾は信管が作動すると、魔法力を急速に周囲に拡散させ、理論的にはネウロイの防壁を打ち消すのが可能となっている。
第五〇二統合戦闘航空団全記録 第六集より一部抜粋

【燃料気化爆弾】
燃料気化爆弾は、爆弾の一種である。なお、日本では「燃料」が抜けて、単に気化爆弾とも呼ばれる。研究は第二次世界大戦中のナチス・ドイツで始まり、石炭粉と液体酸素を利用したタイプが試作され、クリミアなどの戦場やワルシャワなどの街戦で実験的に使用されていたが、軍事的に満足のいく実用性を確立しないうちにドイツの敗戦によって研究が途切れてしまった。しかしその後アメリカ合衆国で研究が再開され、1980年代にようやく実用化された。

爆撃により巣を覆う雲が剥がれたところ見ると気化爆弾の効果は上々の様子。
■チーム分け


バルクホルン「部隊を二つに編成する」
★突撃部隊






カルスラチームをフル投入した攻撃力重視の編成。
★支援部隊





支援部隊はこのメンバーだとペリーヌがリーダになりそうですね。実際に劇中の描写もそんな感じでしたし。
■爆弾槽


「我々はB17に搭乗し現地まで移動。ベルリン上空で降下、出撃する」

B17の爆弾槽をウィッチ用に改造
飛行機に現地まで直接運んでももらえるので航続距離や魔法力の消費を気にしなければならない長距離任務、
一度に大量のウィッチを展開できるので迅速な作戦展開が必要な奇襲や強襲には有効そうですね。
ただ正式なユニット発進装置からの出撃ではないので発進燃費は最悪、槽の狭さも装備を限定されそうです。
また落下中にエンジンを始動させ飛行状態に入らなければならずエンジントラブルでもあれば地上へ激突コース
ウィッチ発進前に爆撃機が落とされたら一瞬で全滅などを考えると結構リスクもある運用方法。
■ネウロイのモデル その1




【ディグ・ロッケ】
ナチスで試作されていたとされるUFO兵器。開発名はDIE GLOCKE(ディグロッケ:意味はベル、鐘)。連合軍によるドイツ本土の爆撃が激しさを増し、空港を爆撃されたドイツには滑走路を使わない垂直離陸戦闘機が必要とされた。高圧電流を流すと内部シリンダーは逆方向に回転し、電流の渦を発生させることで空気を吸い込み、垂直に浮かぶ装置だったとされる。
しかしナチスのオカルティズム、反重力、自由エネルギーの研究に関連した軍事ジャーナリストで作家のニック・クックによってその存在が流布された装置であり主流のレビュアーは、ディグ・ロッケは疑似科学的で浮説されたデマであると批判している。
■ネウロイのモデル その2


【ベルリンの壁】
1961年から1989年までベルリン市内に存在した壁。このベルリンの壁はドイツ分断の象徴であり、かつ東西冷戦の象徴でもあった。画像はドイツ、テルトウで展示されているベルリンの壁の一部。
■ネウロイが着陸した場所

ネウロイが着陸したのはブランデンブルク門。かつての東西ベルリンの境界線となった場所

【ブランデンブルク門】
ベルリンのシンボルとされている門。正面部はパリ広場の西側に面しており、ミッテ区に属している。高さは26m、砂岩でできた古典主義様式の門。かつての東西ベルリンの境界線とされドイツ東西の分離と統合のシンボルとしてドイツのユーロ硬貨の裏面に彫られている。
■シャーリー×静夏

静夏「イェーガー大尉・・・?」
シャーリー「スゲーな本当に一人でやっちまった!」

シャーリー「服部ー!手を伸ばせー!」



さて10話ですが、ここからはクライマックス。あまり解説入れるのも野暮だしネタバレ(予測)になるかもなので、残り2話そのまま楽しんでください。
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1点だけ、静夏を認めて助けにきたのが、入隊の時一番距離ができちゃったであろうシャーリーなんですよね
■本来のオペレーション・サウスウィンド

【オペレーション・サウスウィンド】
帝政カールスラントの首都、ベルリンをネウロイから奪還するために計画された大規模な軍事作戦計画。リベリオン軍のジェラルド・S・パットン大将を総司令官、オスカー・ブラッドレー中将を副司令官として計画が進んでいたが、補給基地の予定だったアントウェルペンがネウロイに破壊されたため、実行の延期を余儀なくされていた。だが、第501部隊の活躍によりキールがほぼ無傷で取り戻せたため、そこを新たな補給基地として改めて作戦を遂行することになった。
本来のオペレーション・サウスウィンドは「アントウェルペン」→「アルンヘム」→「ドルトムント」→「ブレーメン」→「ビーレフェルト」→「ハノーファー」→「ハンブルグ」→「ベルリン」と順当に戦線を進めて主要都市を解放しつつウォルフを攻撃する計画だった模様。
■1946年1月28日

①B-17 bombers head to Berlin
【ベルリンへ出撃するB17爆撃機】
②B-17 bombers wipe out Neuroi from the sky
【ネウロイを空から落とすB17爆撃機】
③January 28 , 1946
【1946年1月28日】
※本日の日付。ストライクウィッチーズはついに1946年に突入
④ROAD TO BERLIN HAS BEEN OPENED!
【ベルリンへの道は開かれた】
⑤Operation Southwind finally entered
battle of Berlin. We couldn't recapture this time,
but managed to get information on enemy forces.
With the success of 501JFW, pilots of B-17
bomber squadron survived safely!
【意訳:オペレーション・サウスウィンドついにベルリン戦に突入
奪還こそできなかったが敵戦力の情報を得ることに成功
501部隊の活躍によりB17爆撃部隊の戦力に影響なし】
意訳:ペリーヌ
⑥A bomb dropped into the nest of Neuroi
After this, the Neuroi's nest blows away
【ネウロイの巣に落とした爆弾はそれらを吹き飛ばした】
⑦This attack Is a huge blow to Neuroi!
【この攻撃はネウロイに莫大な打撃である!】
⑧When is
the next attack
The time of
expected victory!
【次の攻撃は勝利するであろう】

⑨military officials said.
"Recapture of Berlin is
a matter of time"
【ベルリンの奪還は時間の問題と軍将校は言う】

⑩THE VOICE OF PRAISE FROM NEUE KARLSLAND
【ノイエカールスラントから称賛の声】
■プロパガンダ

バルクホルン「まるですべてが順調みたいな記事だな」
エーリカ「実際は失敗してたんだけどね」

【プロパガンダ】
プロパガンダとは、特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為の事である。通常情報戦、心理戦もしくは宣伝戦、世論戦と和訳され、しばしば大きな政治的意味を持つ。プロパガンダには様々なメディア・媒体が利用されるが、マスメディアは、一度に多くの対象に強烈なメッセージを送ることができるため、プロパガンダの要として最も重要視されている。
■決戦兵器?

パットン「これじゃあキールを奪還した意味がねぇじゃねぇか」
ブラッドレー「決戦兵器の事か。勝負には機運も必要だ」


パットン「ついにコイツの出番だぜ!」

【ラーテ】
ラーテは、第二次世界大戦中にドイツで計画された超巨大戦車、Landkreuzer P1000(陸上巡洋艦 P1000)に与えられた秘匿名称である。ドイツが開発・製造した超重戦車としては、重量188tのマウスや140tのE-100が知られているが、ラッテの規模はこれらの超重戦車をはるかに凌ぐ、重量約1,000トン、全長35m、全幅14m、高さ11mという桁違いのもので、「陸上戦艦」の異名を持ち、シャルンホルスト級戦艦の主砲塔である28cm 3連装砲から中砲を省いた連装砲塔を搭載する予定であった。
■ようやくの震電

「コイツを操れるのは確か宮藤曹長だったな」
特に説明もなくフェードアウトしていた主人公機:震電が遅れに遅れての到着。劇場版でわざわざ坂本から宮藤のもとへ届けられたのになぜ今まで登場しなかったのか?そのあたりの説明も11話12話でありそうですね。
■腹八分

ブレッドレー「今はどれくらい回復してるのかね?」

宮藤「腹八分くらいでしょうか(照れ)」

「「「・・・・・」」」
★1期4話

宮藤「10ポンドってごはん4000杯分!?」
なんでも扶桑人的表現をしちゃう芳佳ちゃんマジ扶桑の田舎娘
■コアの位置

静夏「ミーナ中佐、私コアの位置が分かります!」
「サイズは違いますが特徴が一致します!」
結果的にコアの位置は違ったのですが静夏の言っていることは正しくネウロイとの戦いでは基本的な考え方。
同型のネウロイは同じ位置にコアがある可能性が高い事がウィッチ部隊の交戦記録から確認されています。
これらのことからネウロイの交戦記録は積極的に部隊間で情報共有が行われネウロイの対処に役立ています。
(例として魔眼がない部隊でも有効的に大型ネウロイに攻撃を加えることができる)
■ネウロイのモデル その3



【ユンカース Ju 390】
【富嶽】
【B-36 ピースメイカー】
超大型の6発機なので「ユンカース Ju 390」「富嶽」「B-36」あたりがモデルにあがっています
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この記事へのコメント
劇中時間経過早いのと、季節感があんまり無いのがちょっと違和感あるなぁ
重爆型ネウロイはプロペラの向きとか尾翼形状みると富岳なのかな
重爆型ネウロイはプロペラの向きとか尾翼形状みると富岳なのかな
決戦兵器としてラーテはわかる(なんとなく)でも震電持ってきた意味は?
またまたミヤフジ+J7W1で突破口開く作戦だったのかな
震電が芳佳の魔法力を存分に引き出してくれればいいんだけど・・・
またまたミヤフジ+J7W1で突破口開く作戦だったのかな
震電が芳佳の魔法力を存分に引き出してくれればいいんだけど・・・
ウォーロックさん「決戦兵器と聞いて飛んできました!」
大和「おっと、ウォーロックさんにばっかりにいい恰好はさせねぇぜ。オイラに任せときな!」
この作戦ではなぜわざわざB17が使われたのだろう。
もう1946年に突入しているのだし、スペックの点でB17の上位互換であるB29を使ったほうがよかったんじゃないだろうかと思う。
もう1946年に突入しているのだし、スペックの点でB17の上位互換であるB29を使ったほうがよかったんじゃないだろうかと思う。
B-17の方が小回りが効くからとかかな?
それか気化爆弾とかウィッチがB-29には規格的に詰めなかったとか?でも普通は共通化されるし流石に無いか
それか気化爆弾とかウィッチがB-29には規格的に詰めなかったとか?でも普通は共通化されるし流石に無いか
単純に「ヨーロッパ戦線だからB-17」っていうイメージがあるからかも。
実際、B-29は対ドイツでは使われてなかったし。敢えて、そういう雰囲気というかイメージを守りたいとか
実際、B-29は対ドイツでは使われてなかったし。敢えて、そういう雰囲気というかイメージを守りたいとか
B29は搭載量と航続距離こそB17に勝るけど、機体の抗堪性、製造費の安さ等はB17の方が上なのよね。今回は長距離爆撃ってわけでもないし、使い慣れていて、価格も安く、堕ちにくいB-17が選ばれたのではないかと。つかそもそもスト魔女の世界でB-29なんか開発しているのかしら?
季節感が無いのはウィッチがいつも同じ服装であること、501周辺の風景が緑色で枯木・枯草感が無い、雪がなかった気がする、息が白い感じがないあたりが原因かなあ。ヨーロッパの冬って針葉樹林とか雪降ってるイメージだけど、軽く調べた程度の知識だとオランダってそこまで雪降らないみたいだし暖冬なのかねえ
502のアニメは川が凍ったりして寒さが伝わってきたな
502のアニメは川が凍ったりして寒さが伝わってきたな
この世界ではストライカーユニットの製造が優先されて、通常航空兵器の発達が遅れがちになってるって設定があったはずだからおかしくないような。
零戦でさえ劇中で新型機扱いだったもんね。伊400は知らん
個人的にはオランダや北部ドイツは平原であまり雪が降るイメージではないな。
アルプスに近い南ドイツは雪がしっかり降る印象。
アルプスに近い南ドイツは雪がしっかり降る印象。
雪降んなくても息白かったり、冬になったら一部のキャラは何かしら上着を着ててくれればわかるんだけどね、零みたいに。
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- 名無し整備兵 - 2020年12月13日 20:54:29
さあ果たして伯林奪還なるか